11月8日 2022年プロ野球12球団合同トライアウト開催
「12球団合同トライアウト」が明日8日に行われます。
ついこの間、ドラフト会議があり夢に見たプロ野球の世界に足を踏み入れることができる喜びのシーン。そして日本シリーズでオリックスが日本一になり、プロ野球の輝かしい、そして誰もが焦がれるシーンを目の当たりにしました。
しかしその陰では戦力外通告という悲しいことも行われています。
プロ野球には人数枠制限があって、ドラフトで獲得した分放出をしないといけないのです。
プロ野球に入れるのはほんの一握り。
その中で活躍できるのはさらに一握りという厳しい世界です。
そんな世界で10年、20年と続けられるってすごいなと思います。
「12球団合同トライアウト」とはNPB球団から戦力外通告を受けた選手が再起をかけて実戦形式でアピールする場です。過去3年を振り返ると現役続行者はわずかに7人、割合で言うと約5%と狭き門です。
33人が参加した2021年のトライアウトで、契約を勝ち取ったのは巨人から戦力外通告を受けた古川侑利投手のみでした。トライアウトでの好投を新庄剛志監督が評価し日本ハムが育成契約。開幕前に支配下登録され、34試合の登板で1敗3ホールド、防御率4.08の成績を残しました
そしてこのトライアウトにのぞむ選手を追ったTBSで年末に放映される『プロ野球戦力外通告 クビを宣告された男達』を私はいつも観ています。2004年以降、毎年TBS系列で放送されているプロ野球ドキュメンタリー番組です。
プロ野球界に入れただけでもいいじゃないという見方もありますが、家庭があって20代後半から30代前半でどう家族を支えていくかというのをみているとなんか他人ごとに思えなくて。
明日は参加する人が精いっぱい悔いなく自分の力を出すことができることを願っています。
2022年の「プロ野球12球団合同トライアウト」の開催のお知らせ
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https://npb.jp/news/detail/20221019_03.html