らふわく~Life&laugh work~受験算数・数学・趣味

残りの人生豊かにするためにLaugh work探しをしませんか!

ハトなのタカなの、どっち?

今週の為替相場もなかなかな動きでした。

 12/1の夜中に140円に迫るところまで上がったものの、12/2の夕方には133円半ばまで下がり、かと思えばその5時間後には136円まで上がり、その後134円半ばまで下落しています。この2日間だけでトップとボトムの差が5円ですよ。

また円安に戻るとみてロングポジションもまだまだ多いようですが、これだけの急激な動きではついていくのが大変ですね。 

ちなみに何があったかというと

 

30日のニューヨークで11月ADP全米雇用報告で政府部門を除く非農業部門雇用者数が12.7万人増と予想の20.0万人増を下回ったことが分かると全般ドル売りが先行したものの、その後発表の7-9月期米国内総生産GDP)改定値や個人消費、コアPCEが予想を上回ったことが伝わると、米長期金利の上昇とともにドル買いが優勢になった。

 そのあと、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が講演で

「利上げペースを緩めることは理にかなっている」

「利上げペースを緩める時期は早ければ12月となる可能性」

と発言すると、一転ドル売りが優勢に。米長期金利が急低下したことも相場の重しとなり、5時30分過ぎに一時137.65円と日通し安値を更新しました。

 

米利上げ減速観測が高まる中、2日の欧州市場序盤には133.63円と8月16日以来の安値を更新した。その後、11月米雇用統計で非農業部門雇用者数が前月比26.3万人増と予想の20.0万人増を上回り、平均時給が前月比0.6%/前年比5.1%と予想の前月比0.3%/前年比4.6%を上回ったことが分かると、米長期金利の上昇とともにドル買いが優勢に。23時前には一時135.98円と日通し高値を更新した。


もっとも、買いが一巡すると次第に上値が重くなり、6時過ぎには134.24円付近まで押し戻された。市場では「賃金の伸びは予想を上回ったが、3月にピークを付けたことは明らか。FRBが今月の会合で利上げペースを減速する軌道に変化はないだろう」との声が聞かれ、戻りを売る動きが広がった。米雇用統計発表直後に3.63%台まで上昇した米10年債利回りも3.46%台まで低下ました。

 

11月17日米セントルイス連銀のブラード総裁の金利引き上げ発言の威力が絶大だった - らふわく~Life&laugh work~受験算数・数学・趣味

 

11月17日米セントルイス連銀のブラード総裁の金利引き上げ発言の威力が絶大で140円台に戻るかとおもっていたら、その後のアメリカの経済指標の弱い数字から円高傾向へ。かと思えば時折出てくる予想より強い結果でまた円安へ。FRBの中からタカ派発言が飛び出したりして、いったいパウエル議長は

ハトなのタカなの、どっち?

ということで注目されていたら、やっぱりハトでした。

ということでまた円高が進んだのに雇用統計が上振れで急速な円安へ。

 

これは以前のように感覚でトレードしていたら完全に逆をいくパターンでした。

今週は、

自分のFXのトレードを振り返ってみたら平均損益率がかなり低いことがわかりました - らふわく~Life&laugh work~受験算数・数学・趣味

を踏まえて、いったん28日にほぼノーポジションへクローズしてから再度始めました。

チャートを見るようにしたら、結果今週はこの大ブレのなかでも実は勝率88%で数万円のプラスでした。かなり手堅いトレードで、昨夜は週末だし今後の動きが読めなくて見てるだけにしてました。

 

今週よくわかったのは、ファンダメンタルだけでは勝てない。

今後もアメリカは景気減速するとはいえ金利を上げていくのだから日米の金利差が拡大して円安に行くだろうと考えるのは以前の自分であり、円売りポジションをもってやられたタイプ。

でも為替は全ての情報は織り込んでいて、それがチャートに表れている。そして予想していなかった変化に対して動くものなのでその変化が想定と比較して大きければ転換点になるだろうし、たいした影響がないなら転換点になるだけのパワーはないということ。

 

だから昨夜の雇用統計は意外な結果だったけど、かといって大幅に景気が改善するわけではなく景気後退シナリオは崩れないだろうからともとに戻っています。

 

ファンダメンタルがどれだけチャートに織り込まれているのかを読み解きながら方向性をつねに見ていく、当面はそのやりかたでいってみようと思います。

 

チャートも波動とか勉強するとなかなか面白いです。

なんで今まで勉強してこなかったんだろうかと思うぐらいです。

 

 
にほんブログ村 教育ブログへ にほんブログ村 教育ブログ 算数・数学科教育へ にほんブログ村 為替ブログへ にほんブログ村 サラリーマン日記ブログ アラフィフサラリーマンへ