ドルインデックスって初めて知りました
ドルインデックスという指標を初めて知りました。
いかに今まであまり調べることなくトレーディングをしていたかを改めて知りました。
普段目にする為替レートはこんな感じです。
ドル、ユーロ、円自体の通貨の強さってどうやって見るんだろうかと思っていましたが、それを知るすべを知りませんでした。
せいぜい裁定取引と言って実勢値(bid askは無視)と理論値の差を使って収益をあげる方法は知っていましたが、実際の差は微々たるもので私はやっていません。
実勢 理論値
ドル円 134.31 134.28
ユーロ円 141.53 141.53
ドルユーロ 1.05403 1.05403
これまでの円安ドル高、円安ユーロ高は明らかに金利差から円がドル、ユーロに対して弱いというのは感覚的にも分かります。ではユーロとドルの強さはどうなの?というのにはドルユーロのプライスでみてきました。
でも最近の円高傾向はどうやって説明するの?
という疑問からいろいろと調べていくことでこのドルインデックスという指標にたどりつきました。
ドルインデックスのわかりやすい解説はこちらを参照ください。
そしてこれがドルインデックスのここ1年の動きです。
年初からドルが強い傾向が続き、ここにきてドルが弱い傾向に転換しています。
となると、今後は金利の引き下げのフェーズへ転換していくことまで織り込んでいるのでドルが一層弱くなっていき円高が進む可能性が高い。また、ドルユーロに関して最近はユーロに対してドル安が進んでいるので通貨の強さとしては
円>ユーロ>ドル
というようです。
ユーロもいずれは金融緩和へ切り替わっていくとみれば金利差はあまり開かないだろうからドルユーロは今後もそんなに動かないだろうという見方になります。
なるほど、こうして通貨の強さがわかると為替はあくまでも通貨の相対比較なので今後どのように動いていくのかの理由付けができるようになることがわかりました。
ドル円は151円の時をピークに140円~145円でいったん落ち着くかなと思っていましたが、今や135円ぐらいの水準に戻っています。130円~132円のところに壁があるのでそこまでいったん進む可能性はあると言われています。
昔の自分なら
ここまで円高が進んだんだからお買い得では!
なんてロングをすぐに入れていましたが、こうして背景を詰めていくと安易にロングポジションをとるのは怖いですね。
マーケットの勉強をすればするほど奥深さを実感します。