計算ミス(ケアレスミス)をなくす方法ってあるの?
中学受験に限らず計算ミスをなくす方法って多分永遠の課題だと思います。
うちも3年間、計算ミスとはずっと戦ってきました。
やっぱり入試本番でもやらかしました。
その前に私も新入社員当時はケアレスミス大王と言われてました。
ときつい言葉をお姉さま方に言われたことも。。。
はっきり言います。
人間だからミスはするものだ!
計算ミスを完全になくす方法はない。
しかし、ミスを減らすことはできる。
一つは同じ問題を解くにしても計算ミスをしない方法を選択しているかどうか。
98+47=145
こんなの暗算ですね。
筆算がきちんとできたら間違えないはず。
では計算ミスをしない選択ってどんなことか?
98は100-2だからまず100+47-2=145というようにすることです。100+47はさすがに間違いにくいでしょう。つまり、計算の工夫ができるかどうか。
まる子が1年生の時だったかな?
さくらんぼ算という教科書の考え方を初めて知りました。
あれも立派な計算の工夫です。
算数の問題集で計算の工夫の問題があったら計算ミスを減らすための方法を学べるんだという気持ちで取り組めたらミスを減らせるかもしれません。また別解を考える練習にもなります。
もう一つは
検算によるチェック。
ミスをしないのでなく、ミスを探す意識。
自分がどんな割合で計算ミスをするのか、そしてどんなミスをしやすいのかを認識すること。つまり弱い自分に向き合うことです。
これって自分の弱点をつつかれるから嫌なんですよね。でもこれをしないと同じ事は繰り返します。子鉄は中学生になった今でもできていません。やっと数字の2と7が判別可能になった程度。
かつて
- 学校別サピOPでも解き切ったのに書いた数字を読んでもらえずに✖️で10点もらえなかった
- 自分で書いた字なのに自分で読み間違えて残った約分の結果を忘れたり
- これらのことを入試でもやらかしました。(循環小数の問題で1÷101は計算出来ましたが、40÷2020をまともに筆算をして間違えてます。前者が出来れば後者は10秒ですよ。これを落としてるからギリギリラインの子鉄はダメだなと午後受験の間に問題を見て感じました。)
受験本番が近づいてくると、単なるケアレスミス問題で終わらせられないと親の側は思ってしまいますね。もうこれは本人の意識の問題です。ほんのちょっとした気配りや意識のあるなしで結果を分けてしまうことをどれだけ自分事としてとらえられるかですね。